Buenviaje

Travel, Movie, Life

【旅がしたい】

心から旅に出たい。

 

 

今住んでいる日本のど田舎で夕方、愉快な仲間と釣りをしながら水平線に沈む太陽やオレンジに輝く水面、雄大な山脈を見ている時、ふとそんなことを考える。

 

 

果てしなく広がる砂漠、満天の星空、壮大な海や森、渓谷、未知の食べ物や人々との出会い、混沌とした街並みや雑踏、うだるような暑さや刺さるような寒さ、唯一無二の建造物、雰囲気のある石畳の道、古い教会、日本では感じることが出来ない宗教観・・・

 

 

今の生活に不満があるわけではないし、社会人生活も捨てたもんじゃない。むしろ想像以上に楽しい。それでも、自分のことなんて誰も知らない異国を旅することでしか味わえないエネルギーが恋しくなる時もある。

 

 

今読んでいる途中の、日本を代表する冒険家である星野道夫の著書、『旅をする木』に非常に心に残る言葉があった。

 

旅をする木 (文春文庫)

旅をする木 (文春文庫)

 

 

 

”ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている。日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうか、それは天と地の差ほど大きい。”(旅をする木、もうひとつの時間より)

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ロッコエッサウィラからマラケシュに向かうバスの車窓から

 

 

”一人だったことは、危険と背中合わせのスリルと、たくさんの人々との出会いを与え続けてくれた。その日その日の決断が、まるで台本のない物語を生きるように新しい出来事を展開させた。それは実に不思議なことでもあった。バスを一台乗り遅れることで、全く違う体験が待っているということ。人生とは、人の出会いとはつきつめればそういうことなのだろうが、旅はその姿をはっきりと見せてくれた。(中略)

世界の広さを知ったことは、自分を解放し、気持ちをホッとさせた。ぼくが暮らしているここだけが世界ではない。さまざまな人々が、それぞれの価値観をもち、遠い異国で自分と同じ一生を生きている。つまりその旅は、自分が育ち、今生きている世界を相対化して視る目を初めて与えてくれたのだ。それは大きなことだった。”(旅をする木、十六歳のときより)

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カンボジアシェムリアップの夕日

 

 

行きたい国は数えきれないけど、今年の秋あたりにこの辺からどこか選んで行けたらいいな、なんて思っている。

 

エクアドル

赤道の上に立つ、コトパクシ山を自転車でダウンヒル

・アルゼンチン

パタゴニアイグアスの滝ブエノスアイレス

ナミビア

ナミブ砂漠

南アフリカ

ケープタウン、サファリ

・イラン

イスファハーン、テヘラン、危ないというイメージを覆す

・ロシア

赤の広場サンクトペテルブルク

ジョージア

大自然を味わう

バングラデシュ

ダッカでサバイブする

スリランカ

アダムスピーク登頂、シーギリヤロック

 

 

過去の旅についても忘れないうちに書いていきます。