東欧・中欧・北欧縦断の旅④【クロアチア・プリトヴィツエ湖群国立公園】
プリトヴィツエ湖群国立公園は、透明なエメラルドグリーンの湖と大小無数の滝が作り出す光景で有名な自然公園である。1979年にはユネスコの世界自然遺産にも登録されている。
前日に天気が良いことを確認してからインターネットでバスのチケットを取った。
往復で106Kn。(約1800円)
朝の7時過ぎにザクレブのバスターミナルを出発し、田舎町に時々停まりながら進んでいく。約2時間ほどで到着。
入場料は学割料金で80Kn。(約1400円)
話は逸れるが、ヨーロッパに行くときは国際学生証を作っておくと凄くお得。多くの観光スポットで大幅な割引を受けることができる。マドリードにあるソフィア王妃芸術センター(ピカソのゲルニカがある)に至っては、無料で入れたりする優れもの。
夕方のバスまでかなり時間があるので、ゆっくり散策を開始する。
ここは上湖群と下湖群に分かれていて、ハイキングコースが何種類か設定されている。上湖群の方が時間はかかるが水の透明度が高く、観光客も少ない。また、1回までなら、遊覧船に乗って移動することもできる。遊覧船から見る景色も格別だった。
7、8月のハイシーズンは入場料金が大幅に値上げされるだけでなく、遊覧船に乗るのにも数時間待ったりするそうだ。幸い、10月に訪れたので混雑はそこまで感じなかったが、遊歩道はとても狭く、手すりがない所がほとんどのため、小学生の団体と鉢合わせると、湖に落ちないかヒヤヒヤした。また、帰りのバスも時間通りに来ない。20~30分は待ったと思う。
ハイシーズンに訪れる方は、滑りにくい靴&時間に余裕をもって訪れることをオススメしたい。
もう二度と見ることができない緑をしっかりこの目に焼き付けた。