Buenviaje

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2019年公開の面白かった映画ランキング

2019年はストリーミング・DVD・映画館で合わせて63本の作品を観ることができました。

引っ越して映画館が遠くなってしまったり、以前ほど映画に時間を割くことができなくなってしまったため、今年公開の作品でみれたのはわずか9本。

そのなかでも良作が多かったので、独断と偏見で2019年に公開された映画ランキングを発表していきます。



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9位『十二人の死にたい子どもたち』(日本)

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予告詐欺とはこのこと。せっかく邦画にもどんでん返しとか、ぶっ飛んだ展開の内容のものが出てきたと思ったら、観る価値0映画でした。



8位『ワイルド・スピード/スーパーコンボ
"Fast&Furious Presents : Hobbs&Shaw"(アメリカ)

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ワイルド・スピードシリーズは全部観ていて、大好きなシリーズ。だからこそ本作は許せない。
ファンに対してお前らこれが観たかったんだろ?お望み通りに作ったけどどう?っていう制作側の姿勢が伝わってきてしまった。
音楽もカット割りもカッコいいと思ってやってるんだろうけど、とにかくわざとらしくて萎える。
このセリフで笑ってね!みたいな間も気持ち悪いし、そもそも面白くない。
こういうシリーズのキャラを拡大解釈して売り出すスピンオフって大嫌い。
ワイスピ自体そもそも脳筋映画だし、客層も良くないのは知ってるけど、それにしても限度がある。



7位『シンプル・フェイバー』
"A simple favor"(アメリカ・カナダ)

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ややポップなクライムムービー。
ブレイク・ライヴリー目当てで見たけど、ストーリーのテンポと登場人物のキャラクター性が良く、最後まで飽きずに楽しめた。



6位『ファーストマン』
"First Man"(アメリカ)

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デイミアン・チャゼル監督作。『セッション』は大好きで『ラ・ラ・ランド』は苦手。本作はどちらかと言えば好き。終盤、月面でのシーンはグッとくるものがあった。
この監督の作品を3つ観てきたが、チャゼル監督は、寡黙ながらも秘めた情熱をもった夢追い人の主人公と、その夢の対象となる人だけで世界観を作り上げるのが得意なんだと気付いた。



5位『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
"Once Upon a Time in Hollywood"(アメリカ・イギリス)

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タランティーノ最新作。小ネタが多くその全てを理解することはできなかったが、彼のカルチャーへの愛が痛いほど伝わってきた。
何より、大好きなブラピとディカプリオが共演してくれたことが嬉しい。(欲を言えば、彼らはもっとシリアスな役が似合うと思うけど)



4位『僕たちは希望という名の列車に乗った』
"Das schweigende Klassenzimmer / THE SILENT REVOLUTION"(ドイツ)

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舞台はベルリンの壁建設の5年前の東ベルリン。自由を求める東ベルリンの高校生たちが起こした実話に基づく物語。本当に観て良かったと心から思える数少ない映画。しんみりと、だが確実に心に響くものがあること間違いなし。



3位『ジョーカー』
"Joker"(アメリカ)

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この映画を観てからというものの、この映画について、ジョーカーというキャラクターについて、ジョーカーが代弁する現代社会の闇について、ふと考えてしまう。DVD必ず買います。



2位『バジュランギおじさんと、小さな迷子』
"Bajrangi Bhaijaan"(インド)

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印パ問題取り入れつつ、宗教ネタも入れつつ、くだらないギャグも入れつつ、最後にはしっかり泣かせてくるインド映画さすがだなって思う。
ベタベタのストーリー展開は読めるんだけど、なぜだか泣いてしまう。
逗子映画祭でビーチでこの映画を観れたのも最高の思い出。



1位『存在のない子供たち』
"Capharnaum"(フランス・レバノン

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説明不要。この映画を映画館で観れたので、もう人生いつ終わってもいいです。



観れていない映画リスト、日々消化していかなきゃ。